天体望遠鏡・光学式光軸オートコリメーター　ニュートン用

光の反射を利用し主鏡と接眼部の平面ミラーの回帰多重反射の状態を調べることで光学測定対象面の位置関係を算出します。従来のレーザーコリメーターよりも８倍精度が高いのが特徴です。海外では人気の商品ですが、輸入ものや個人輸入ですと1.5～2万円程度しますのでこの機会にどうぞ。

原理　

平面版→斜鏡→主鏡→斜鏡→平面版→人間の目、

この間を何度も多重回帰させて精密な光軸を得るオートコリメート方式

取付： 2インチサイズ 　
商品サイズ：4.5cm×5.5cm　
付属品 ：センターマークシール　説明書

工業分野のオートコリメーターといえば、ロボットなど加工装置のステージの真直度測定や測定物の端面の平行度測定などがありますが、光学製品などの検査でもディスクやシリコンウェハーの反りやうねりの測定、ポリゴンミラーの精度測定などにも活用されていましたが、この原理を光学式に取り入れ天体望遠鏡用に応用したものです。
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接眼側から覗くと、斜鏡で反射し、主鏡から戻ってきて同じ経路上を複数回相互反射してすべての軸が同一線上に一致すれば完全な光軸が出ているという事になります。
従来の覗くだけのチェシャ式や光を当てるだけのレーザー式などを上回る精密な調整が
できるのが特徴です。
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このコリメーターは最終的な光軸精度を上げるためのものです。光軸修正に慣れたベテランの方であれば大丈夫と思いますが、初めての初心者の方は、あらかじめ市販のチュシャ式やレーザーコリメーターで大体を合わせてから最終的な精密調整に使う事で従来の光軸精度よりも8倍以上精度が得られます。