ROSSAM EDLC よくある質問

          

 
どの機種が良いか目安を教えてください。

・CSR300 生産終了(小型バイク、乗用車のバッテリー改善)
・F950 生産終了 (軽自動車・コンパクトカー)
・F2150(2500㏄以下推奨)
・F8450(5000㏄以下 あらゆる車種に)
・X-CAP(最上位機種 ハイエンド機 あらゆる車種に)
・BIKE‐F400(中型バイク以下推奨)
・BIKE‐F900(1500cc以下バイク推奨)

基本的に容量が増すほど効果も増します。
軽自動車やコンパクトカーはF2150で効果を発揮しますが、より大きな効果をお望みの方、電装品が多い車種は、ワンランク上位機種をご検討ください

 

EDLCとはどのようなものなのでしょうか?
EDLCは従来のバッテリーや乾電池に代わる高出力、超高速充電、放電を可能とする蓄電素子です。構造は電解コンデンサーと似ていますが、同一の大きさであれば数千倍から数万倍のパワーを発揮します。
炭素に電気をそのまま蓄電しますので化学反応がないためバッテリーの欠点である瞬間的放電パワーを大きく取ることができます。
まだ生産量が少なく高価なのが欠点ですが、これまでのバッテリーなどに比べて10年以上の耐久性があります。特にアメリカなどでは軍事や宇宙開発分野で既に採用されており物体をマッハ24程度の速度で発射できる「レール・ガン」などに採用されている最先端電子部品です。

※補足「レールガン」
通常大砲の砲弾は時速800キロ程度で飛びますが、レールガンはマッハ24のスピードで砲弾を放出する事が出来ます。又、これまでのロケットと違い電気だけの力で宇宙船を大気圏外まで放出することが可能なアメリカの最先端の技術です。
理論的には光速までスピードを上げる事が出来るといわれる最先端ハイテク装置ですが、弊社ではこれらの素子を直接海外メーカーと提携しEDLCを生産しております。

なぜ効果があるのですか?原理を説明してください。
車の制御をしているECU(コンピュータ)は5Vで動いています。仮に8000回転まで制御できると仮定すると8000/60で毎秒133回転。
もっとも低機能なECU(80年代)でも0.01秒単位で状況変化を読み取って制御しているので、1.3回転に一度最適に制御しています。最近のECUはさらに更新サイクルが早くなってるのでほぼリアルタイムに最適化されてます。

しかし、ラフにアクセルを踏むとギクシャクしたり、踏んでも進まない場面に遭遇すると思いますが、これはエンジンを守る為や急加速すると危険なのでECUがわざとそのような動きをする為です。(細かく突き詰めれば他にも原因はあります)

それでは、瞬間的にバッテリー電圧が下がったらどうなるのか?ですが、電圧降下で確かにインジェクター(燃料噴射装置)の動作遅れや、点火スパークが弱くなったり点火ミスを起こしたりします。しかし、ECUではその事も承知上でバッテリー電圧を監視し、電圧が下がったらその分もしっかり制御しています。しかし、急激な電力消費があると制御できない場合もでてきます。そこで供給電圧&電流をEDLCのような補助装置で安定させる必要がでてきます。

また、バッテリーには瞬間許容容量があり、大容量のバッテリーほどこの能力も高いです。外車は総じて国産車より大容量品が装着されてます。
外車には効果がありませんというチューニング用品の触れこみが多いのはこの為です。そこで、大容量のバッテリーを積んだ車ほど制御効率がよいという事にもなりますが、バッテリーには沢山の電力を蓄えることは出来ますが、急激な放電と充電が苦手です。そのために瞬間的なピークパワーが出せません。また、走行中の電圧の変動が大きいとバッテリーの寿命が短くなります。
EDLCを本製品を装着することにより、過度な要求に応えられるようになり、電圧の変動が一定化してバッテリーの充電効率や寿命が大幅に伸びます。

EDLCはパッシブタイプではなくアクティブタイプですか?
弊社EDLC製品はFシリーズX-CAPシリーズ共にアクティブタイプを使用しております。

軽自動車にX-CAPのような大容量EDLCを装着するのは問題ありますか?
EDLCは容量が大きいほど効果も増します。どれだけ大容量のEDLCを装着しても車に問題が生じることはございませんが、通常は軽自動車の場合、F950またはF2150、大きくてもF8450で充分です。効果を最大限に得ることを重視されているのであれば最上位機種のX-CAPをご検討ください。

取り付け上の注意点はありますか?
長時間連続走行をする車の場合、内部は耐熱、防水仕様となっていますが、部品劣化サイクルを伸ばす為に、ラジエターの温風が直接当らない位置が 好ましいです。端子はかならず、バッテリーのプラスとマイナスに直接接続してください。

走行したあと本体がかなり熱くなっていました。大丈夫でしょうか?

筐体はアルミ製のため熱伝導率が良くエンジンルームの熱を拾いやすく、直接温風があたるような場所に設置したり、外気温が高い時などは特に熱くなりやすいです。触れることができないくらい熱くなっていてもEDLCはカーボンですので EDLC自体が発熱することはなく、アルミ製の筐体が熱を拾って熱くなって いるだけですのでそのままご使用を続けて大丈夫です。

内部は耐熱仕様ですが、さらに寿命を延ばす為にその影響となる熱を避けるためにラジエーター ファンの風があたらないバッテリーの陰に設置されたり、断熱シート等で包んで設置されても良いです。

プリウスなどのハイブリッド車にも効果は期待出来ますか?
ハイブリッド車にもお使いいただけます。12Vで制御されている電装系はすべて反応が良くなります。
自動車各部のセンサー、ソレノイド、ABS、電子サスペンション、電動ステアリング、ATミッション、オーディオの音質など、あらゆる電装系の反応速度が向上し、エンジンの制御もセンサーの追従性が上がるため、中間加速や排気効率がマフラーを交換したような効果を発揮します。
電力を安定して強い電流を即時に供給できるようになることで、エンジン走行中においては燃費も良くなります。

F8450・X-CAPの予備充電をバッテリー充電器で行う場合どんな充電器を使えば良いですか?
最近のバッテリー充電器は保護回路がついているものが殆どですので、当商品のような普通のバッテリーより100倍も流せるものに充電をかけると、ショート状態と判断して保護回路が働き充電できないと思います。もし保護回路がないバッテリー充電器であれば可能かもしれませんがトランス等の破損が考えられますのであまりお勧めはできません。

確実な予備充電の方法としましては、やはり充電抵抗となる電球(当商品に付属のイナズマテスター)でゆっくり充電するか、定電圧電源(安定化電源)を使い、2A程度で充電を始めて蓄電するにしたがって徐々に電流を5A程度まで上げ12V以上になったところで充電終了です。

電解コンデンサー品と併用は可能ですか?
電解コンデンサー品と併用可能です。ただし電解コンデンサーはEDLCに比べて寿命が2~3年と短く、劣化すると爆発しますのでなるべく新品をお勧めします。取付の際は必ず並列に装着してください。

カーオディオのアンプの電源部の取り付けは可能でしょうか?
可能です。EDLCはパワーが強いためアンプのキャパシタ端子ではなくアンプの電源のほうにお繋ぎください。

バッテリーを小型のものに交換しても大丈夫ですか?
バッテリーは最大どのくらいの期間走らせなくてもエンジンを掛けられるかという予想を元にバッテリーの容量が決められており、新品のバッテリーなら一カ月間まったく運転しなくてもエンジンを始動できる容量が残っています。バッテリーの容量の決定はどのくらいの頻度で運転するかで決まります。サーキット走行や通勤などで毎日運転する場合はバイク用の小型12Vバッテリーでも可能です。
週に1回程度の運転の場合はワンサイズ小さ目のバッテリーにとどめておいたほうが無難です。
バッテリーを小さくしてEDLCと併用することにより、バッテリーの寿命も延び、オルタネータの過充電が減り、コイルの磁気抵抗が減りますので馬力の改善につながります。
なお、バイク用バッテリーのご使用は自己責任となりますため、弊社や自動車メーカーの保証対象外となりますこと予めご了承ください。

EDLCの耐久性はどのくらいでしょうか?
およそ10年程度使用可能です。10年を過ぎても使用できますが、徐々に性能が落ちてまいります。そのまま引き続きご使用いただいても結構ですし、性能が落ちてきたのを感じられるようであれば買い替えを検討するタイミングと判断されても良いと思います。

F8450やX-CAPはエンジン始動モデルだそうですが、通勤に使う軽自動車に取付ける場合、本品のみのでバッテリーレスとして使用可能でしょうか?
F8450は軽自動車、X-CAPは2000㏄クラスのエンジン始動可能です。ただしEDLCは放電力は強いですが長時間電気をまかなうバッテリーのような役目はしません。EDLCがバッテリーの100倍放電するというのは車側が急激に電気を要求する時に放電したり、各部センサー類の応答性を上げるためのものでバッテリーと同じようには使えません。

長時間の駐車は、待機電流がコンピュータや時計などで消費されエンジンがかからなくなるのを避けるために、最低でも小型の12Vのバイク用バッテリーとの併用で普段使いが可能になります。バッテリーと併用しませんと、100%に近い放電を行うため寿命が短くなりますので、必ずバッテリーと組み合わせてご使用ください。

車にBIKE-F900は使用可能ですか?またF950とBIKE-F900ではどちらが良いでしょうか?
車にBIKE-F900の使用は可能です。車種は特に問いませんが1500㏄以下を推奨いたします。
BIKE-F900とF950は効果の面で違いはほぼございませんが、バイクはレギュレータが故障しやすく過電圧がかかる場合あるためF950よりも耐電圧を高くしており、F950よりも容量が少し減りますが電流は強くなります。原理的には車用12Vバッテリーとトラック用24Vバッテリーの違いで、24Vにしますと細い線で同じ電流が送れるようになります。

F950を100とした場合、BIKE-F900は容量は15%減りますが、電流は15%高い電圧になるよう設計されており、どちらをお選び頂きましてもパワーの違いはほぼないとお考え下さい。どちらがエンジンルームのバッテリーに装着しやすいかで判断されても良いと思います。

車検に出す際、EDLCを装着したままで大丈夫ですか?
EDLCは市販のバッテリー扱いとなりますので、装着したまま車検に出されて大丈夫です。

リチウムバッテリーでも問題ないですか?
リチウムバッテリーは過放電が少なく抵抗も少ないほうですので放電特性が良く、通常バッテリーの4倍程度は良いと言われています。これに対してEDLCは通常バッテリーよりも100倍の放電特性があり、リチウムバッテリーとの組み合わせは非常に良いです。

年に10数回程度しか乗らないバイクで、接続はバッテリーに常時接続で良いのでしょうか?
待機電流を消費しませんので、バッテリーに常時接続で問題ありません。

400㏄のバイクで競技に参加予定です。どの機種が良いでしょうか?
中型バイクの場合はBIKE-F400でも効果を発揮しますが、競技に参加とのことですので、パワーのあるBIKE-F900をお勧めいたします。ブレーキングポイントなどに変化があらわれてきますので最初は慣れが必要かもしれませんが、自動車レースなどにも弊社EDLCを使用している方も多数おられ、好評を頂戴しております。
さらに性能をアップさせたい場合は、BIKE-F900の約2倍のパワーがあるF2150をご検討ください。 BIKE-F900を2個並列に装着されるのもOKです。F2150とほぼ同等パワーとなります。